防府店ブログ

親バカです...

先日、次女がアルバイトをしているスーパーに買い物に行きました。

夜8時過ぎ頃でしたでしょうか。
お客様もまばらな中、私は防府市施策の「プレミアム商品券」1枚(1000円)を使うべく、自分が必要とする調味料4点をカゴに入れ、レジに向かいました。
その日、次女はレジ横のサービスカウンターに居ました。

「あっ、母たん。今日は何を買うん?」
と私を見つけ、カゴの中に目線を移す次女に、買い物カゴの中を見せると
「惣菜コーナーに行った?」
と聞いてきたので
「ううん」
と答えると
「今、惣菜に『モグモグチャレンジシール』が貼ってあって、それをサッカー台の壁に貼られている『台紙』に貼っていって、全部埋まったらご飯を食べられない子供たちに寄付出来て、食品ロスの削減にも繋がるんよ」
と説明してくれました。

へぇそうなんねぇ.....ん~.....聞いて聞かない見てみない振りは出来ない...。
「よっしゃ!ちょっと待ってて!」
いざ、惣菜コーナーへ。

半額惣菜のパックに貼られている『モグモグシール』を見つけ、カゴの中身が合計して1000円ちょいになるように、調味料を1点にしてお惣菜を選び再びレジへ。

お会計は税込1200円。

レジを通り、あと2段で満杯になる台紙に『モグモグシール』を5枚貼りました。

「母たん、気を遣わせてしまってごめんね。ほんと、ありがとう!」
次女の喜ぶ笑顔を見て、「あぁ~良かった。でも...親バカだなぁ...」と思いつつ、そういえば長女の中学生頃のお友達...。お母さんが看護師とDMATの両立で、毎日忙しくて食事の支度が疎かになっていたので、時々、うちで一緒にご飯を食べさせていたなぁ...と思い出し、これで子供たちが救われるなら良かったんだと、思い直しました。

食品ロス、子ども食堂。
どちらも日本が抱える身近な問題なんだなと、次女の何気ない一言に改めて考え直す機会を与えてもらいました。

そして、食品ロスを出来るだけ削減できるように、一日に作る惣菜の量を考え作られていることを次女から聞いています。それでも、廃棄処分になる惣菜を何とか無くそうと考え取り組まれている企業があることに、素晴らしいなぁと感慨もひとしおでした。

この日、夜10時半頃にアルバイトから帰ってきた次女は
「母たん、ありがとう!あれからまた沢山の人がシールを貼られたお陰で、シールで一杯になった台紙が4枚目になったよ✨これでまた寄付が出来る✨」と喜び勇んで報告してくれました。

「そうなのね。良かったね。」
と、私も嬉しい気持ちで、その日を終えることが出来ました。

半額シールの横に『モグモグシール』がありました。

こちらが『モグモグシール』を貼る台紙です。
あと2段。次女が帰る頃に、シールがいっぱいになりました ♪